食事制限の便秘を改善するには?

食事制限によるダイエットの便秘を改善するにはどうすればよいのでしょうか。ダイエットで便秘になる原因は複数あります。例えば食べる量が減ることで便の量が減るから便秘になる、または便秘薬や便秘茶を飲むことで慢性の便秘を助長してしまうことです。

便秘の時に便秘薬や便秘茶に頼った排便を繰り返すのはよくありません。なぜなら、便秘薬や便秘茶の継続的な摂取はますます排便を困難にするからです。体が便秘薬や便秘茶の効果に慣れてしまい、徐々に薬が効かなくなっていきます。

ダイエットは食事制限を伴いますので、単純に食べる量が減った場合にも便秘になります。このような場合は食事量を増やすことで便の量を増やし、排便しやすい状態にすることが効果的です。

しかし、食べる量が増えれば摂取カロリーが増えてしまい、太ってしまうことを心配されるのではないでしょうか。もちろん油や炭水化物ばかりで食事量を増やせば太るのは当然ですが、野菜などカサがあってもカロリーの低い食品をたくさん食べればよいのです。

食物繊維の不足は便秘の原因です。野菜を食べれば必要な食物繊維を補えるので一石二鳥です。

また、便秘は腸内環境を悪化させるので、腸内環境の悪化がさらにひどい便秘にしてしまいます。腸内環境の改善で便秘の悪循環を断つ必要もあります。

腸内環境を改善する食品はオリゴ糖です。野菜(食物繊維)とオリゴ糖の両方を積極的に摂取することで便秘はゆっくり改善されていきます。

オリゴ糖が便秘解消に役立つしくみは、オリゴ糖を摂取することで腸内のビフィズス菌が増えること、および腸内の悪玉菌が減ることで便通がよくなることです。

オリゴ糖を摂取すればビフィズス菌が増える理由は、オリゴ糖が直接ビフィズス菌のエサとなってその繁殖を助けるからです。また、ビフィズス菌が繁殖する過程で短鎖脂肪酸という酸性の成分が生成されるので、酸性の環境が苦手な腸内悪玉菌がその数を減らします。

さらにオリゴ糖にはエネルギー代謝を上げる効果もあります。上に書いた短鎖脂肪酸が多量に生成されるとエネルギー代謝が上がるのです。

短鎖脂肪酸が体内でエネルギー代謝を調整するしくみは、GPR41という交感神経に存在する受容体が関係しています。

短鎖脂肪酸が多量に生成されると、交感神経のGPR41が活性化し、それがエネルギー代謝を上げてエネルギー消費量を増やすというしくみです。

オリゴ糖は便秘解消にも役立ち、さらにエネルギー消費量も増やすといった一石二鳥の効果を持つ成分だということです。