ダイエットには運動前の食事が効果的

運動前の食事がダイエットに効果的なのか、それとも運動後に食事を行う方が痩せるのか。あるいはどちらも同じなのか。体のしくみを考えると、運動前に食事を行った方がダイエットには有利だと言えそうです。

運動前に食事を行った場合は、摂取したカロリーをすぐに消費できます。でも逆に考えると、運動後に食事を行った場合は、体の脂肪がエネルギー源になるので脂肪燃焼には有利な気もするし…

しかし、体への脂肪の付き方だけを考えれば、食事のタイミングは運動前でも運動後でも違いはありません。

運動前に食事を行えばエネルギー源として体脂肪を使う割合が減る反面、食事で摂取したカロリーの一部は運動で消費されるので、食事の摂取カロリーが体に脂肪として蓄えられる量は少なくなります。

運動後に食事を行えばエネルギー源のほとんどに体脂肪が使われる半面、運動後の食事の摂取カロリーの全てが体に脂肪として蓄えられます。

トータルで考えればどっちも同じことです。

しかし、運動前に食事を行った場合、ダイエットを有利にする要素が1つできます。それは、筋肉にグリコーゲンという形でエネルギーを補給できることです。

筋トレのように筋肉が強い力を発揮する時には、エネルギー源としてグリコーゲンを必要とします。また、マラソン前に持久力を高めるために、あらかじめ炭水化物を摂取して筋肉にグリコーゲンを蓄えておくテクニックが存在します。

筋肉にグリコーゲンが補給されると、運動時に筋肉が力を出しやすく持久力も向上するので、運動でカロリーを消費しやすくなるのです。

空腹時に運動をするよりも、何かを食べて運動した方が力を出しやすいですよね。

ただし、運動の直前に食べると胃腸の不調から運動パフォーマンスが落ちてしまいます。そのようなわけで、最低でも運動をする3時間前には食べておきたいところです。

運動の1時間前くらいに何かを食べる場合、消化がよいものだけにした方がよいと思います。例えばおにぎりやうどん、バナナなどといった食品です。

ただし運動パフォーマンスはそれほど考えず、食事制限主体でダイエットを行っていて運動は補助的な位置付けの場合。この場合はお腹がすいて間食をしたいな、と考えた時に運動をするとよいでしょう。

なぜこのタイミングに運動をすればよいのかというと、運動をすることで食欲が抑制されるからです。お腹がすいていて無性に間食をしたいと思っていても、運動をすればいつの間にか食べたい気持ちを忘れているものです。