脂肪を減らすには有酸素運動と筋トレのどっちが有利?

有酸素運動と筋トレでは、脂肪を減らすにはどちらの方が有利なのでしょうか。有酸素運動は15分以上継続しないと脂肪を燃焼しないとも言われていますし、筋トレは基礎代謝を上げるので脂肪を減らすのに有利だとも言われています。

これらのことから考えると、脂肪を減らすには筋トレの方が有利だとの考えが一般的なのではと思います。実際のところ、筋トレで基礎代謝を上げてダイエットを有利にしましょう、といった内容の情報は多いです。

しかし真実を言えば、脂肪を減らすのに有利なのは有酸素運動の方です。

脂肪を減らす第一の要因は、運動中に消費するカロリー量です。消費するカロリー量が多いほど脂肪を多く減らすことができますが、消費カロリーが多いのは有酸素運動の方です。

1時間当たりの消費カロリーで比べると、有酸素運動よりも筋トレの消費カロリーの方が多いです。例えば筋力トレーニングの平均的な消費カロリーは体重60kgの人でおよそ560kcal程度です。これに対して、ジョギング(120m/分)の消費カロリーは350kcal程度、ウォーキング(通勤、買物)の消費カロリーは210kcal程度です。

しかし筋トレは有酸素運動ほど長時間続けられないので、運動時間も考慮に入れると有酸素運動の消費カロリーの方が多いです。

例えばウォーキングなら30分くらい十分に行えるでしょう。また、ジョギングなら最低でも5分は運動を継続できるはずです。

でも腹筋の場合はどうでしょうか。腹筋を50回行うといってもせいぜい2、3分のことでしょう。腹筋50回をゆっくり時間をかけて行えば5分くらい必要かもしれませんが、消費カロリーを考えると同じか逆に減るくらいです。

また、筋トレをすれば基礎代謝が上がって脂肪を減らすことができると言いますが、筋肉1キロ当たりの基礎代謝は13kcalです。そして筋肉を1㎏付けるのに必要な日数は一般的な人でおよそ143日なのです。

このように考えると、筋トレだけでダイエットを行うのはとても難しいことなのです。

筋トレは長時間続けられる運動ではないので消費カロリーもたいしたことないし、筋トレをしたからと言って素直に筋肉が増えるわけではありません。筋肉があまり増えないので基礎代謝もそれほど増えるわけではないのです。

でも筋トレには体を引き締める効果があります。足を細く見せたい場合、足の部位の筋トレを行うことで足を細く見せることが可能だということです。